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部屋の狭さは「高低差」でカバー!

cat アパ・マンでの猫の飼いかた
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アパート・マンションなどの限られた室内のスペースで猫と暮らす場合に心配な事のひとつに「猫の運動不足」があげられます。完全室内飼いに抵抗感がある方の理由のひとつにも「狭い部屋に閉じ込めたら、猫が運動不足になってかわいそう…」という意見もあるぐらいです。

完全室内飼いのメリット(事故・ケガ・他の猫との喧嘩や接触による病気の感染を防げるなど)を生かしながら、猫を運動不足にさせない方法はあるのでしょうか?!

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狭い室内では猫の運動不足やストレスが不安・・・

はじめて猫を飼うという方の中には「アパートやマンションなどの狭い部屋に閉じ込めたら、猫の運動不足やストレスにならないか不安・・・」と考える方も多いのではないかと思います。でも、大丈夫です。猫は狭い室内空間でも、十分に運動をして、ストレスを発散することができる生き物なのです。

近所や公園などを散歩していると、猫と同じくペットの代表格、犬を散歩させている人を見かけることが多いと思います。犬の場合、散歩や広い場所を走り回ることで運動不足やストレスを解消します。ドッグランのような犬が自由に走り回ることができる専用の施設もあるぐらいです。ですから、犬の飼い主さんは、毎日飼い犬に散歩をさせているわけです。

ですが、猫の場合は、犬のように広い場所を走り回るというよりも、高低差のある場所(ブロック塀や木など)をよじのぼったり、ジャンプしてみたり、また飛び降りてみたりと「上下運動」が必要な生き物なのです。猫を飼ったことがなくても、野良猫さんたちの行動を見たことのある方ならなんとなくわかるのではないかと思います。

ですから、アパートやマンションなどで猫を飼う場合、多少部屋が狭くても、室内に「高低差」を作ってあげれば、猫の運度不足やストレスを解消してあげることが可能なのです。

キャットタワーを設置する

室内に高低差を作るのに一番簡単な方法は、キャットタワーを部屋に設置することです。現在では、様々な形やサイズ(ライフステージ別のタワーもある)のキャットタワーが市販されているので、猫の年齢や、飼っている数などに応じて色々と選ぶことができます。

キャットタワーは、ペットショップやホームセンター、通信販売でも簡単に入手できます。

また、キャットタワーは自作することもできます。DIYが得意という方は、自分だけのオリジナル・キャットタワーを作ってみるのもいいかもしれません。

室内の家具の配置で高低差をつくる

室内に高低差を作るのに一番手軽で簡単な方法は、キャットタワーを設置することですが、キャットタワーを入手するには多かれ少なかれやはりお金がかかります。

「今は金銭的な余裕がなくて・・・」という場合は、すでに部屋にある家具などの配置を替えるだけでも室内に高低差を作ることが可能です。

ポイントは、猫がよじ登ったり、ジャンプしたりできる高さ(距離)で「低⇒中⇒高」順(階段状)に家具を配置することです。使用する家具は、すでに部屋にある本棚でも、飾り棚、衣装ケース、イス、また冷蔵庫や電子レンジなどの電化製品でもかまいません。

ただ、この際に、注意したい点としては、あやまって猫が転落してしまうような「隙間」を作らないということです。特に子猫や高齢猫の場合は注意が必要になります。

冷蔵庫や電子レンジを利用する場合は、壁との間に隙間をあけなければならないので、その隙間には板やプラスチックボードなどを利用して隙間をなくして、猫の転落の危険がないように使うようにしてください。

高低差以外にも猫が喜ぶ部屋作りができる

基本的に猫は様々な物をおもちゃにして遊ぶ習性があります。ですから、室内にキャットタワーの設置や、家具の並び替えで高低差を作る以外にも猫の運動不足やストレス解消になる部屋作りができます。

たとえば、通信販売で商品を購入した際の「空のダンボール」を積み重ねたり(置いておくだけでもOK)するだけでも、猫は勝手に遊んだりするものです。

また、猫は狭い場所に入るのがが大好きな生き物なので、空のダンボールなどを利用して「猫の小部屋」を作ってあげてもいいと思います。

ダンボールに猫が出入りできるぐらいの穴を開けて、中にタオルや布などを入れてあげます。家具の上などに置く場合は滑り止め(ラバーや両面テープ)を忘れずに。お好みでおしゃれな壁紙などをダンボールの外側に貼れば、ちょとしたインテリアにもなります。

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