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愛猫が「肥満」にならないように注意!

cat アパ・マンでの猫の飼いかた
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完全室内飼いの猫はどうしても「肥満猫」になりやすい傾向があります。ちょっと太った猫はとても愛嬌があり、かわいいのですが、やはり「肥満は万病のもと」です。愛猫にいつまでも元気でいたもらうために何かしらの方法で対策をとりましょう。

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猫の肥満は万病のもとです!

肥満はどの猫にも起こりうるごくごくありふれた栄養障害です。特に、脂肪含有率の高いフードを与え過ぎると、成猫だけでなく子猫でも肥満になることもあるので注意が必要です。

生後間もない時期に、あまりにも脂肪分の多いフードを食べ過ぎると、成猫になってから肥満になりやすい傾向があるようです。肥満の状態になると、心臓や肺にどに負担がかかるほか、糖尿病や皮膚炎などの皮膚疾患になりやすくなります。また、肥満の状態で高齢猫になると、関節炎を発症しやすくなってしまうなど、さまざまな病気の原因となるので油断してはいけません。

簡単な愛猫の肥満判断方法

理想的(標準的)な体型

手で触ってみて、肋骨(ろっこつ)の周りに、適度な脂肪がついている。胴の「くびれ」がわかる。猫を上から見ると、肩から腰にかけて均等に筋肉がついているのがわかる。

やや太り気味の体型

肋骨にやや脂肪がつき、骨の感触がわかりづらい。胴の「くびれ」がほとんどわからない。猫を上から見るとお腹のあたりが少し膨らんでいるように見える。

太っている(肥満)体型

肋骨の感触が全くわからない。胴の「くびれ」なし。猫を上から見るとお腹周りや腰の周囲が膨らんでいるように見える。

子猫の頃から、食事の管理を!

肥満を防ぐためには、子猫の頃から、脂肪含有率の高いフードを食べ過ぎないように、猫の食事を管理して、またそれだけでなく猫が運動不足にならないように毎日一緒に遊んだり、いつでも猫が好きなときに運動できる部屋の環境作り(キャットタワーを設置するなど)を心がけましょう。

もし、猫が肥満になってしまったら

もし、猫が肥満になってしまったら、体重を減らさなくてはなりません。体重を減らすには、与えているフードの量を減らすことが一番簡単なのですが、一気に与えるフードの量を減らしてしまうと、猫がストレスを感じてしまいます。特に「食べることだけが楽しみ」という肥満猫さんにとっては大きなストレスになります。

ですから、与えるフードの量は減らさずに市販されている「ダイエットキャットフード(減量用)」を選び、肥満猫さんに与えるようにしましょう。

また、フードだけでなく、肥満猫さんに少しずつでも繰り返し運動をさせてるようにしましょう。運動をすることで筋肉がつけば基礎代謝を上げることになり、カロリーを消費しやすい体質になります。

フードの工夫と運動不足解消がポイント

猫が太る原因はひとつではありませんが、一般的に「摂取カロリーが、消費カロリーを上回る」という場合が多いようです。「摂取カロリーの多すぎ=食べ過ぎ」で、「消費カロリーが少なすぎる=運動不足」と考えておけばいいでしょう。

それから、猫は年齢の違いによっても太りやすくなったりします。人間と同様に猫も歳をとると基礎代謝が低下するので、太りやすい体質になります。

また、猫は去勢・避妊手術の影響(手術を受けていない猫と比べて、安静時の消費カロリーがおよそ20%減る)によっても太りやすくなります。

市販されているキャットフードの中には「ダイエット(減量用)」をはじめ、「ステージ(猫の年齢)別」、「室内飼い猫用」、「去勢・避妊手術をした猫用」など、猫の状態に合わせてカロリーや栄養素を調整して作られたフードも販売されているので、愛猫さんが肥満」にならないようにと予防として、また体質の改善(ダイエット)として、用途別の専用フードを与えてみるといいと思います。

そして、もちろん愛猫さんとの毎日のコミュニケーションで一緒に運動不足を解消するようにしましょう。

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