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毎日の猫の体のお手入れ、ケアは飼い主の責任です

cat 飼い主ができる猫のケア
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毎日の猫の体のお手入れは、飼い主さんと猫ちゃんとのコミュニケーションに有効というだけでなく、猫の体や様子をよく見たり、触れたりすることで猫の健康管理にも役立つものです。

子猫の頃から飼っているなら子猫のうちから、大人猫を飼いはじめてなかなか触らせてくれない、慣れてくれないという場合でも、毎日少しずつコミュニケーションをとるようにして、猫のお手入れをするようにしましょう。

猫の基本的なお手入れ

家庭で飼い主ができる猫の基本的なお手入れは

  • ブラッシング
  • 爪切り
  • 目のお手入れ
  • 耳のお手入れ
  • 歯のお手入れ

これらのお手入れは日頃から習慣にしておきたいものです。

ブラッシング

猫によって個体差はありますが、猫は毛づくろいの時に抜け毛も一緒に飲み込んでしまいます。猫が抜け毛を飲み込んでしまわないためにもブラッシングは飼い主ができる大切なケアのひとつです。

短毛種の猫の場合は、1週間に1回ぐらいのブラッシングでもいいと思いますが、長毛種の猫の場合は、毎日ブラッシングしてあげたほうがいいでしょう。

特に換毛期(3月ぐらいと10月ぐらい)にはブラッシングの回数を増やして、抜け毛を取り去るようにしてください。

また、高齢になった猫は、体がかたくなるせいかグルーミングを怠るようになる猫が多いようです。高齢になった猫の健康ケアも兼ねて、毎日やさしくブラッシングしてあげるといいでいょう。

爪切り

屋外で暮らすいわゆる野良猫たちは、日頃から木に登ったり、アスファルトの上を歩いたりすることで爪を使うので何もしなくても自然に一定の長さに爪が保たれています。

しかし、完全室内飼いの猫の場合、外で暮らす猫たちほど爪を使うことがないので、飼い主が定期的に爪切りをしないと爪がどんどんのびてしまいます。

爪切りは前足なら2週間に1回、後ろ足は3~4週間に1回ぐらいの頻度でおこなうといいでしょう。爪切りのポイントとしては猫の指の根元を押さえること。そうすると爪が出てきます。猫の爪をよく見るとうっすらとピンク色の部分があるので、その部分は切らないようにしてください(出血していまいます)。出てきた爪の先端部分を切るようにします。

もし猫が爪切りを嫌がるようなら、ぐっすり眠っているときに試してみるといいでいょう。

猫の爪をのばしたままにしておくと割れてしまったり、場合によっては肉球に食い込んでしまうこともあります。また、猫とコミュニケーションをとっているときに、猫は遊んでいるだけで悪気がなくても、のびた鋭爪により飼い主がケガをしてしまうこともあります。

ですから、このような事態を避けるために、定期的に飼い猫の爪切りをするようにしてください。また、動物病院への通院時やペットシッターにお願いするときには「爪切り」をしておくのはマナーだと覚えておいてください。

※動物病院で「爪切り」をお願い(有料が多い)する場合は別です。

目のお手入れ

基本的に健康な猫の場合、目のお手入れは必要ないでしょう。ただし、次のような症状が気になる場合は何かしら目の病気にかかっている可能性もあるので、一度、動物病院で診てもらうと安心です。

  • 涙目になる(涙の量が多い)
  • 目やにが気になる
  • 猫がやたらと目をかく
  • 目が腫れている
  • 目が白く濁っている

また、ペルシャなどの極端に鼻の短い顔の猫種の場合「流涙症」という病気になりやすいので、日頃から猫の目の様子をよく観察するようにしてください。

耳のお手入れ

猫の耳垢は自然に取れるので、人間のように頻繁に耳掃除をする必要はないでしょう。もしも、汚れが目立つと気になったら、綿棒やコットンなどを使いして市販されている耳掃除用のイヤークリーナーなどをつけて、飼い主の目に入る範囲の汚れを拭き取るようにします。イヤークリーナーはベビーオイルやオリーブオイルなどでも代用してもいいのですが、その場合はオイルをよく拭き取るようにしてください。

耳掃除の際の注意点としては、猫の耳の深い部分まで掃除をしない事!耳の奥の掃除は危険なので、どうしても奥のほうの汚れが気になるという場合は、動物病院に連れていき獣医師に適切な処置をしてもらうようにしてください。

また、次のような場合は何らかの病気にかかっている可能性があるので、一度、動物病院で診てもらうと安心です。

  • 耳の中がくさい(臭う)
  • 猫が頻繫に耳をかく
  • 猫の耳を触ると嫌がる

歯のお手入れ

家庭で飼い主ができる猫のケアの中で見逃されがち、後回しになりがちなのが「歯のお手入れ」です。
完全室内飼いの猫の寿命は年々のびているので、飼い猫が高齢になったときのことも考えて猫が小さいころ、若いころから歯のお手入れをするようにしたほうがいいでしょう。

市販されている歯垢を除去できる歯磨き剤を使い、歯垢の除去と歯ぐきのマッサージをしてあげるようにするのがベストですが、歯のお手入れを嫌がる猫もかなり多いので、その場合は歯垢がつきにくくなるスナック(フード)などを試してみるのもいいかもしれません。

猫の歯のお手入れを全くしないでいると、10歳前後から歯垢による歯のトラブルが増えてくるケースが多いです。歯垢の除去は動物病院でもしてもらえます。基本的に歯垢の除去は全身麻酔をしておこなわれるので、予約が必要でまた猫の体力がないと受けられない可能性もあるので、動物病院で歯垢の除去をしてもらうのは、高齢になってからではなく、猫が元気で体力のある若い時期にしたほうがいいでしょう。

日頃から猫の体のお手入れ、ケアを! ~まとめ~

猫のお手入れは飼い主と猫とのコミュニケーションになることはもちろん、猫の健康管理、猫の病気の早期発見にも繋がります。

飼い猫のお手入れ、ケアの中には家庭で飼い主ができることもこのようにたくさんあります。毎日の食事の用意やトイレの掃除に加えて、ブラッシングや爪切り、目、耳、歯のお手入れもして、猫の健康状態を毎日観察してあげるようにしましょう。

ジャガー

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