人間が歳をとるのと同様に、当たり前ですが猫も歳をとります。ただし、人間は1年に1つ、歳をとりますが、猫の場合は少し違います。さて、あなたの愛猫の年齢が人間の年齢に換算するといったい何歳になるのわかりますか?
猫と人間の歳のとりかたの違い
人間は1年に1つ歳をとりますが、猫の場合、一般的には最初の1年を20歳として、その後は1年に人間の4歳分として換算していきます。
猫の最初の1年に関しては20歳ではなく19歳として考える場合もあるのですが、ここではわかりやすいように「最初の1年を20歳」として記事を書いてみます。
猫と人間の年齢換算
猫1歳を人間の20歳に換算。その後は1年を4歳分に換算するとこのような感じになります。
【猫と人間の年齢換算】
猫:1~3カ月 | 人間:1~5歳 |
猫:6カ月 | 人間:10歳 |
猫:1歳 | 人間:20歳 |
猫:3歳 | 人間:28歳 |
猫:5歳 | 人間:36歳 |
猫:7歳 | 人間:44歳 |
猫:10歳 | 人間:56歳 |
猫:13歳 | 人間:68歳 |
猫:15歳 | 人間:76歳 |
猫:18歳 | 人間:88歳 |
猫:20歳 | 人間:96歳 |
猫:21歳 | 人間:100歳 |
猫は最初の1年(1歳)でもう20歳。人間でいえば「成人(もうすぐ18歳になりそうですが)」大人の仲間入りです。そして、21歳の猫は人間にたとえると100歳のおじいちゃん、おばあちゃん猫ということになります。
あなたの愛猫の年齢を常に把握しておく必要性
愛猫の年齢が人間の年齢に換算すると何歳になるのかを、常に把握しておくようにしましょう。
愛猫との楽しい暮らしの中で、ある日ふと気づけばいつの間にか愛猫が自分の年齢を追い越してしまっていた・・・「ついこの間まで小さい子猫だったのに・・・」こんな飼い主さん、実は多いです。
なぜ、愛猫の年齢が人間の年齢に換算すると何歳になるのかを、常に把握しておかなければならないかというと、それは、猫の年齢に合わせた飼い方、ケアが大切だからです。
愛猫がいくつになっても変わらぬ愛情を注ぎ続けましょう
猫に限らず、どんな動物でも歳をとればとるほど、歳相応の様々なケアが必要になってきます。たとえば、猫も高齢になれば、若いころと比べて運動量も落ちてきます。それなのに若いころと同じフードを同じ量与えていたら、肥満になりやすくなります。そこで、フードの量を減らしてみたり、フード自体の見直し(年齢に合わせたフードなど)が必要になります。
また、人間と同様に猫も若いころに比べると病気に対する抵抗力や免疫力も落ちてくるので、年に1回の健康診断(定期健診)を年に2回にすると安心です。動物病院での健診の際には、愛猫の気になる点を獣医師に話して、年齢相応のアドバイスをもらうのといいでしょう。
人間でも猫でも、いつまでも若く元気に・・・とは残念ながら叶わぬ夢です。人間にも猫にも「老い」は避けて通れない問題です。愛猫が歳をとり若いころよりも活発に遊ばなくなったからといって放っておいてはいけません。猫は高齢になっても遊びは好きです。年齢に合わせた遊び方を見つけて猫とコミュニケーションをとるようにしてください。また、高齢になると毛づくろいの頻度が減ることもあるので、猫が嫌がらないならブラッシングの回数を増やしてあげるなどして、より一層の愛情を愛猫に注ぐようにしてください。
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